最近は、専らInkspaceしか使っていませんが、CorelDRAWを使って作成した.cdrファイルを編集したいと思いました。しかし現Inkscpae 0.48.2では、.cdrファイルを直接読み込んだり、フォーマットを変換できません。
そこで調べてみると、な、なんと、OSSでフォーマットを変換できるツールが存在することが、判りました。
その名は「UniConverter 1.1.5」です。
これは、「sK1」というプロジェクトの一環で作成されているツールのようです。
早速ダウンロードして、使ってみると・・・
ばっちり、SVGファイルに変換できました。
いやー、良かったです。
UniConverterは、SVGだけでなく、AIファイルやWMFファイルへも変換可能とのことです。
ちなみにインポートできるファイル形式は、次の通りです。
- CorelDRAW ver.7-X3,X4 (CDR/CDT/CCX/CDRX/CMX)
- Adobe Illustrator up to 9 ver. (AI postscript based)
- Postscript (PS)
- Encapsulated Postscript (EPS)
- Computer Graphics Metafile (CGM)
- Windows Metafile (WMF)
- XFIG
- Scalable Vector Graphics (SVG)
- Skencil/Sketch/sK1 (SK and SK1)
- Acorn Draw (AFF)
- AI (Postscript based Adobe Illustrator 5.0 format)
- SVG (Scalable Vector Graphics)
- SK (Sketch/Skencil format)
- SK1 (sK1 format)
- CGM (Computer Graphics Metafile)
- WMF (Windows Metafile)
- PDF (Portable Document Format)
- PS (PostScript)
CorelDRAWユーザは少ないと思いますが、UniConverterを利用すれば、Inkspaceに乗り換えても、過去の資産が無駄にならないみたいですよ。
さらに、UniConverterのパッケージをインストールすると、「Inkscape patch script」というスクリプトも一緒にインストールされました。これは、InkscapeからUniConverterを使えるようにするスクリプトみたいですが、未だ試していません。後日試してみたいと思います。
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