PowerPoint2003で、ファイルを開こうとしたところ、「ファイル"~"は破損しているため、スライドに含まれるテキスト、画像、またはオブジェクトの一部を表示できませんでした。破損の影響を受けたスライドは、空白のスライドに置き換えられ、失われた情報を回復できません。ファイルを以前のバージョンのPowerPointで開けるかどうかを確認するには、[ファイル]メニューの[名前を付けて保存]を使用して、ファイルに同じ名前か別の名前を付け、保存してください。」などという、ダイアログボックスが頻発するようになりました。
で、そのまま「OK」を押してファイルを開けると、きちんと表示されません。トホホ
対象のpptファイルには、何も操作していなかったので、怪しいのは、PowerPoint2003自身です。
何が原因が考えたところ、最近行ったWindows Updateが、怪しそうです。
ネットで調べると、直ぐに原因と解決策が見つかりました。
原因は、「Security Update for PowerPoint 2003 (KB2464588)」とのことです。(おいおい)
マイクロソフト社からは、
文書番号: 2464588 - 最終更新日: 2011年5月9日 - リビジョン: 5.0 [MS11-022] PowerPoint 2003 セキュリティ更新プログラム (2011 年 4 月 12 日) について
として、正式に公開されています。
また、対応策も次の様に同社から公開されています。
文書番号: 2543241 - 最終更新日: 2011年5月6日 - リビジョン: 1.0 PowerPoint 2003 修正プログラム パッケージについて
そこで、試しにこの「修正プログラム 431548_ENU_i386_zip.exe」をダウンロードして、実行してしてみました。解凍にはパスワードの入力が必要で、面倒くさいです。因みに、解凍時に入力するパスワードは、修正プログラムのurlと共にメールで送られてきます。
解凍すると「hotfix.txt」と「office2003-KB2543241-ENU.exe」の2つのファイルができました。
そこで「office2003-KB2543241-ENU.exe」を実行すると、再度、ファイルの解凍が行われ、「POWERPNT_readme.txt」と「POWERPNT.msp」という、2つのファイルができました。(ちょっとしつこい感じですね)
「POWERPNT.msp」を実行させると、PowerPoint 2003のインストーラーが始まります。
正常にセットアップが終了した後で、先程と同じpptファイルを開けてみると・・・
何事も無く、ファイル開けました。ふぅ~
同じ症状でお困り方は、お試しあれ。
登録:
投稿 (Atom)